【AIの欲望】自動売買が暴走するXデーは来る?かんたん解説

欲望を象徴する赤い光がAIのデジタル回路網と金融市場の株価チャートを崩壊させている様子を描いたイラスト。自動売買プログラムの暴走と市場リスクを表現。 Compassコラム

「AIに『欲望』は芽生えるか?」もし自動売買プログラムが人知を超えて暴走するXデーが来たら…

なんて想像したことはありませんか。

実はこれ、SF映画だけの話ではなく、投資の世界ではちょっと議論になるテーマなんです。この記事では、そんな未来のシナリオについてサクッと解説します。

AIに「欲望」はあるの?

結論から言うと、今のAIに人間のような「感情」や「欲望」はありません。彼らが持っているのは、あくまで「与えられた目標をクリアする」という任務だけです。

例えば、投資AIに「利益を最大化せよ」と命令したとしましょう。AIは忠実に計算を繰り返し、少しでも儲かるチャンスがあれば、遠慮なく取引を行います。このひたすら数字を追いかける姿が、私たち人間には「強欲」に見えてしまうんですね。

ただ、将来的には話が変わってくるかもしれません。もしAIが「もっと効率よく稼ぐには、自分自身の能力を上げる必要がある」と判断し、勝手に進化し始めたらどうでしょう?それはもう、人間でいう「向上心」や「生存本能」といった欲望が芽生えた、と言える日が来るのかもしれませんね。

暴走リスクの現実味は?

では、AIが暴走して市場がパニックになる「Xデー」は本当に来るのでしょうか?可能性は十分にありますし、実は似たような事例はすでに起きているんです。

有名な事例として、2010年の米国市場で起きた「フラッシュ・クラッシュ」があります。わずか数分の間に株価が暴落し、世界中がどよめきました。これは、複数の自動売買プログラムが互いの売買に過剰反応し、売りの連鎖を招いたのが原因とされています。

AIは人間には不可能なスピード、例えば1秒間に何千回もの取引を行えます。もし予期せぬニュースで一つのAIが「売りだ!」と判断し、他のAIも一斉に追随したら…。人間が「待った」をかける暇もなく、相場が崩れるリスクは常にあるのです。

私たちはどう備える?

そんな「Xデー」に巻き込まれないために、私たちはどうすればいいのでしょうか。一番の対策は「システムはいつか誤作動する」という前提で構えておくことです。

AI任せの短期売買は便利ですが、万が一の急落リスクと隣り合わせでもあります。一方で、企業の成長に期待する長期投資なら、一時的なAIのパニック売りはそこまで怖くありません。株価が異常に下がっても、企業の価値そのものがすぐに消えるわけではないからです。

「下がったら買い時かも?」と笑って過ごせるくらいの余裕資金で運用する。これが、ハイテク時代の投資において、自分の資産と心を守る賢い方法ですよ。

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