「ATMの暗証番号が4桁なのは、開発者の奥さんの『物忘れ』が原因」って本当でしょうか?
実はこれ、開発者が奥さんのために決めたという、嘘のような本当の話なんです。
今回は、明日誰かに話したくなるこの意外な誕生の裏話をサクッと解説します。
本当?
私たちが普段何気なく使っているATM。お金を下ろすときに必ず「4桁」の暗証番号を入力しますよね。「セキュリティを考えるなら、もっと桁数が多くてもいいのでは?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、冒頭でお伝えした通り、この4桁という数字は開発者の奥さんの個人的な理由で決まりました。ATMを発明したのは、スコットランド人のジョン・シェパード=バロン氏です。彼は1960年代にATMを開発していた際、当初は暗証番号を「6桁」にするつもりでした。自身の軍隊番号が6桁で、彼にとっては馴染み深く覚えやすい数字だったからです。「6桁くらいなら誰でも覚えられるだろう」と、彼は当初そう考えていたんですね。
「6桁は無理!」奥さんの一言
ところが、開発の途中で自宅のキッチンテーブルで奥さんに相談したところ、事態は急変します。ジョンさんが奥さんのキャロラインさんに「6桁の番号、覚えられる?」と尋ねたときのことです。彼女は少し考えてから、きっぱりとこう答えました。
「あなた、6桁なんて無理よ。私が覚えられるのは4桁までだわ」
この一言が決定打になりました。なんとジョンさんは、技術者としてのこだわりよりも奥さんの言葉を優先し、あっさりと仕様を「4桁」に変更してしまったのです。もし奥さんが記憶力抜群の方だったら、今の私たちは毎回8桁や10桁の入力を求められていたかもしれませんね。
世界標準になった愛妻の話
結局、最初のATMは4桁の暗証番号で登場し、それがそのまま現在の世界標準(ISO規格)になりました。たった一人の「4桁しか覚えられない」という感覚が、世界中の金融ルールを決めてしまったわけです。
もちろん、セキュリティの面だけで言えば、桁数は多いほうが安全です。しかし、毎日使うサービスだからこそ「誰でも無理なく覚えられる」という利便性が大切だと判断されたのでしょう。最先端の技術が、実は「奥さんへの優しさ」で調整されていたなんて、なんだか人間味があって素敵なエピソードですよね。この「使いやすさへの配慮」があったからこそ、ATMは世界中に普及したのかもしれません。
まとめ
ATMの暗証番号が4桁なのは、開発者の奥さんへの「優しさ」が理由でした。世界中の常識が、たった一人の「物忘れ」から生まれたなんて面白いですよね。
次にATMでお金を下ろすときは、ぜひジョンさんと奥さんのやり取りを思い出してみてください。飲み会や職場の雑談で「なんで4桁か知ってる?」と話を振れば、きっと盛り上がりますよ!


