詐欺の黄金パターン?ポンジ・スキームの仕組みをざっくり解説します

ポンジ・スキームの仕組みを示す概念イラスト。新規出資者のお金が既存への配当に回され、土台が崩れかけている様子。 Compassコラム

「ポンジ・スキームって結局なに?」ニュースを見て、ふと疑問に思ったことはありませんか?

実はこれ、100年前からある「詐欺の黄金パターン」と呼ばれる典型的な手口なんです。

今回はそのシンプルな仕組みと、騙されないためのコツをざっくり解説します。

ポンジ・スキームってなに?

まずは結論から言うと「新しい出資者のお金を、古い出資者に配当として渡す」という自転車操業の仕組みのことです。

実は、実際には資産運用なんて全く行われていません。ここが一番のポイントです。例えば、後から参加したBさんから預かったお金の一部を、先に始めていたAさんに「はい、これが今月の利益です」と渡しているだけなんですね。

バケツリレーで水を回しているだけで、水そのものは一滴も増えていない様子をイメージしてみてください。新しい参加者がいなくなった時点で、お金は回らなくなり、必ず破綻します。とても単純ですが、外側からは「運用しているフリ」が見分けにくいのが特徴です。

100年続く「黄金パターン」

この手口は、約100年前にチャールズ・ポンジという人が大流行させたことから、その名がつきました。1世紀も前から、詐欺の基本構造は驚くほど変わっていません。だからこそ「黄金パターン」なんて呼ばれることもあります。

なぜ、こんな単純な手口に多くの人が騙され続けるのでしょうか?最大の理由は「最初は本当に配当金が振り込まれるから」です。詐欺グループは信用させるために、最初の数ヶ月だけは約束通りにお金を支払います。

ここが落とし穴です。「あ、本当に儲かるんだ!」と信じ込んでしまい、さらに大金を追加したり、大切な友人を勧誘してしまったりするのです。信用がピークに達したところで、詐欺師はある日突然連絡を絶ち、持ち逃げします。この「最初は安心させる」という演出こそが、抜け出せない理由なんですね。

騙されないためのポイント

どうすればこの罠を見抜けるのでしょうか。一番わかりやすい目印は、「元本保証」と「異常な高配当」という言葉のセットです。

今の時代、銀行に預けても金利はごくわずかですよね。そんな中で「月利数%」なんて話が来たら、まず疑ってかかるのが正解です。「リスクなしで大きく儲かる」という話は、この世には存在しません。

「うまい話には必ず裏がある」。この言葉は、悲しいですが真実です。もし怪しい勧誘を受けたら、この仕組みを思い出してください。「あ、これ黄金パターンかも?」と気づくだけで、あなたの大切な資産を守る最強の盾になりますよ。

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